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新型コロナウイルスに関連する表現:新しい生活様式 関連用語3・マスク編

ミーハングループ・ブログでは、新型コロナウイルスに関連する造語や新語、様々な新しい表現についてご紹介、さらに新しい生活様式・新しい日常に関連する日本語表現を、ミーハングループ流に英訳したものもご紹介しています。今回はその第3弾、マスクについてのアレコレをご紹介します。

自粛警察
マスク警察

以前このブログにて「自粛警察」のミーハン流英訳をご紹介致しました。

因みに自粛警察とは「緊急事態宣言に伴う行政による外出や営業などの自粛要請に応じない個人や商店などに対して、偏った正義感や嫉妬心、不安感などから私的に取り締まりや攻撃を行う一般市民やその行為・風潮を指す俗語」です。

さて、以前のブログ記事 では「自粛警察」を「Safety patrol」と訳しました。Safety patrolには、英語でも「自分の思いこんだ正義に基づき、他人の行動を糾弾する人々」と言う意味もあるからです。また 「Community patrol」と言う言葉も一般的です。

より明確にコロナ関連の自粛警察と言いたい場合は、Safety patrol during lockdown / Safety patrol during corona viruses (COVID-19)、または Community patrol during lockdown / Community patrol during corona viruses (COVID-19) としても良いかも知れません。

ところで最近「自粛警察」と同様に、マスクをしていない人を取り締まる人々の事を「マスク警察」と、ネット等では呼ぶそうです。これに該当する英語の表現はあるか?と調べましたが、「マスクをしていない人を取り締まる人々」を表す言葉はありませんでした。

しかし「マスクをする事に強く反対する人々」を表す言葉はありました。皆さんはご存知でしょうか?

Anti-maskers

「マスクをする事に強く反対する人々」を表す言葉、それが「Anti-maskers(アンチ・マスカーズ)」です。

Florida's Anti-Maskers Are Taking a Stand | NowThis

この動画は、ソーシャルメディアでも多くの人がシェアをしていたので、眼にした方もいらっしゃるかも知れません。

アメリカ・フロリダ州パームビーチ郡で、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、公共の場でマスク着用を義務化する事について、断固反対する Anti-Maskers の様子です。

アジア、特に日本ではマスクを着用する事に、特に大きな抵抗を示す人は多くありませんが、アメリカやヨーロッパでは「マスクは重病人(または医療従事者)だけがするもの」と言う意識が強く、マスクをする事には抵抗がある人が多い様です。

トランプ大統領も、つい最近になってやっとマスクを着用する事に同意しました。

文化の違いを乗り越えて

欧米の人々はマスクを着用する事に、なぜそんなに抵抗があるのか?について、心理学の観点から考えると「コミュニケーションで顔のどのパーツをより重視するか」がポイントとなっていると、田中章浩・東京女子大教授は以下記事にて説明しています。

マスク苦手な欧米、心理学に答えあり 日本人との違いは(朝日新聞) 

記事より引用:メールなどで使われる顔文字を見て、米国人と日本人が顔のどのパーツから感情を読み取っているかを比較した研究があります。

日本人は目元で、米国人は口元で感情を読み取る傾向があることが実験でわかりました。別の研究で、ヨーロッパの人々も口元を重視することがわかっています。(中略)

日本人は口元が隠されてもそれほど気になりませんが、欧米人には、相手の感情を読み取るのに重要な口元が隠されたマスク姿は、不気味にうつり、なじめないのでしょう。日本人が、目元が隠されたサングラス姿を見て「ちょっと怖い」という印象を抱くのと似た感覚だと思います。

しかし、抵抗感があったとしても、新型コロナウイルス感染拡大を予防にマスクが有効な事は、WHOを始め多くの医療関係者が認めている事です。

トム・ハンクス
マスクをしない人々は
リスペクトしない

最近では俳優のトム・ハンクス氏が、マスクをしない人々に対するメッセージ動画を公開しました。

トム・ハンクス、マスクを着用しない人々に怒り。(VOUGE JAPAN)

記事より引用:「明日を迎えるために僕たちが出来ることは、3つだけだ。マスク着用、ソーシャルディスタンス、手を洗う。これは、とてもシンプルでとても簡単だ。この基本的な3つのことが出来ていない人は、自分を恥じるべきだね」

「馬鹿なやつにならないで、ただ実行し、自分が出来ることをしてほしい。とても基本的なことだ。車を運転する時は、スピードを出し過ぎず、ウインカーを出して、歩行者に当てないようにする。全くの常識だ」

Tom Hanks has 'no respect' for people not wearing masks

トム・ハンクスさんは、奥さんのリタ・ウィルソンさんとともに、2020年3月オーストラリアで新型コロナウイルスに感染し、入院した事が知られています。

ブラッド・ピット
日本のマスクは思いやりの行為

さらに俳優のブラッド・ピットさんは、2019年9月 映画『アド・アストラ』のプロモーションで来日した際に、マスクの重要性に気付いた事を記者会見で話しています。

2019年9月 映画『アド・アストラ』記者会見の様子

2019年当時 マスクについての発言に注目する人は少なかった為、この記者会見では、通訳者の方はブラッド・ピットさんのマスクについてのコメントを簡単かつ短く訳していますし、動画も編集されていますが、最近になってこの発言が改めて注目を集める事になりました。

ブラッド・ピット、日本のマスク習慣に感動していた「思いやりの行為だとわかった」(ELLE ONLINE)

記事より引用:「空港に到着したときにみんながマスクをしているのを見て『ちょっと偏執狂的だ』って思ったよ」と驚きを語っていた。 (中略)「でもわかったんだ。風邪をひいているときに他の人を守るためにしていることなんだって。とても思いやりのある行為だと思う」「なぜ世界の他の国でやらないのか、僕たちがどうしてそうしないのかわからない」。

新型コロナウイルス感染症の拡大に効果があると言われてもアメリカでは依然としてマスクをしない人が多い。多くのセレブたちが「マスクをつけて」とアピールしているが、ブラッドのこの過去の発言も改めてマスコミに取り上げられている。

参考記事:Brad Pitt discusses how a visit to Japan changed his view on face masks (JAPAN TODAY)

世界中、様々な文化や習慣、考えを持った人々が居ます。しかし、世界的に蔓延する新型コロナウイルス感染拡大を食い止め、人々をウイルスの脅威にさらさない為には、新しい習慣を受け入れる事が大切だと、多くの人々が訴えています。

ミーハングループも、異なる習慣や常識、異文化を乗り越えて、人々が繋がるお手伝いを、通訳・翻訳と言う専門スキルを通じて行って参ります。

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