大激戦となっている米大統領選2020。また現在も世界中で蔓延している新型コロナウイルス。これらは世界中が注目している出来事です。しかし、迂闊にクチにすると... 今回のブログでは、英語での、または海外とのコミュニケーションで現在NGな話題についてご紹介します。
米大統領選2020
このブログは2020年11月5日に書いていますが、11月3日(現地時間)に行われた米大統領選2020の結果は、まだ出ていません。
アメリカの大統領選は、各国の外交はもちろん、経済やビジネスにも大きな影響を与える為、多くの人が注目しています。
海外とのビジネスメールや、会議でもついつい話題にしがちなトピックスです。
しかし、相手の立場や考え方を良く知っている親しい間柄や、友達とのコミュニケーションの場であれば、話しても大きな問題にはなりませんが、ビジネスの場では注意が必要です。
相手の政治に対する考え方が自分と異なる場合もありますし、個人の政治的考えとは別に、属する企業や組織の考えや立場、状況もあります。
話題にするとしても「大激戦ですね」程度にとどめる方が無難でしょう。
米大統領選に関連する英語表現
- アメリカ大統領選挙
U.S. presidential election
※今回の場合は 2020 U.S. presidential election - 共和党:Republican Party / GOP=Grand Old Party
- 民主党:Democratic Party / Democrat
- 投票:vote / poll
- 僅差:(very) small margin
僅差での勝利:won by a (very) small margin
テレビ等で良く耳にする「選挙人」は「elector」と言います。その他にも、様々な表現がありますが、それらについては英語のメディアをチェックするのが良いかと思います。
日本のメディアでも、この米大統領選は大きく取り上げており、テレビ等でも時間を割いて紹介しています。コレに伴い通訳者や翻訳者は大忙し。
ミーハングループ代表の右田アンドリューも、テレビ番組にて米大統領選2020の通訳を行っています。
コロナ禍での挨拶(英語編)
新型コロナウイルスの感染拡大状況も、世界中の人々が気にしている話題です。
当ブログでも、新型コロナウイルスに関連した英語表現について何度かご紹介しましたが、今年前半と異なり、各国の感染拡大の深刻度は様々です。
現在、英国やヨーロッパ各国は再びロックダウンが始まっていますし、アメリカの新規感染者数も一向に減りません。
しかしオーストラリアやニュージーランドは、新規感染者は増えていませんし、日本やアジアも引き続き予断を許さない状況ではありますが、アメリカやヨーロッパの状況とは異なります。
気をつけたい Stay Safe / Stay Home
もちろん親しい間柄であれば、メールや会話などで、新型コロナウイルスの事を話題にしても問題はないでしょう。
しかしビジネスの場では各国で深刻度や対応状況が異なる事、またマスク着用を含む感染拡大防止対策の考え方も、個人や国で異なる場合もあるので、迂闊にクチにするのは危険です。
メール等の文末で 「Stay Safe」や「Stay Home」「Stay Healthy」等と書く事も、今年の前半は良く見かけましたが、例えば相手のお身内が新型コロナウイルスに感染している(していた)場合もあるので、現在は英語圏では避ける人も多い様です。
つまり挨拶や雑談や挨拶のトピックとして、新型コロナウイルスは現在適当ではないと言う事です。それを匂わす発言や文章も避けた方が無難でしょう。
今年の年末年始の挨拶は...
英語圏の場合、例年であれば11月末、または12月頭くらいからクリスマスや年末の休暇(Year-end holidays)の挨拶が、会話やメールで使われる事も多くなってきます。
通常であれば、相手の宗教等に配慮しつつ「Wishing you a beautiful holiday season!」や「Best wishes for a bright holiday season and a peaceful New Year」などと書く事も多いですが、果たして今年はどうなるか...
こちらについては、分かり次第、このブログでもご紹介します。
因みに既にサンタクロース達は、クリスマスの準備を始めたようです。もちろん今年は新型コロナウイルス感染拡大防止仕様です。