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新型コロナウイルスに関連した、様々な取り組みについて

新型コロナウイルスの感染拡大防止に関して、東京都は英語による小池百合子東京都知事のメッセージや情報を、動画にて公開してるのはご存知でしょうか? 今回は動画による日本語以外での都の情報発信についてご紹介します。

また今回の件で通訳者の仕事も大きな影響を受けています。そちらに関するAIICや手話通訳者協会の取り組みも、ほんの一部にはなりますがご紹介。さらにフリーランスで働く通訳者の方へ、経済産業省から発表されているセーフティネット情報も紹介しています。

東京都の取り組み

以前にこのブログで、新型コロナウイルスや最新の日本の情報を、日本語以外で発信しているメディアや、医療機関にかかる場合のサポート・サービスについてご紹介しました。

現在、東京都は英語による小池百合子都知事のメッセージ動画をYouTubeにて公開しています。毎週金曜日、夜7時15分より英語での情報発信も行われている様ですので、身の回りに海外からの方がいらっしゃる場合は、ぜひこの動画の情報をシェアして頂ければ幸いです。

以下動画は2020年4月17日に公開されたものになります。


この動画は英語を勉強中の方、通訳や翻訳を勉強されている方にも、公的な場での英語表現を学ぶには良いサンプルかと思います。勉強の参考にしてみるのは如何でしょうか?

東京都の英語による動画配信は以下リンクからもご覧いただけます。

Tokyo Metoropolitan Govermment Offiial Video Channel
https://tokyodouga.jp/foreign

AIICの取り組み

新型コロナウイルスが世界的に蔓延した事により、多くの国際会議やイベントが中止や延期となっている事は、オリンピックのこともありましたし、皆さんご承知の事かと思います。

通訳者の 職能団体AIIC(国際会議通訳者連盟) では、こういった事態について対応、中止となった多くの会議通訳の代わりに実施されるオンライン会議についての相談等も受付けています。
 
Impact of Coronavirus on conference interpreters
 
さらには、世界手話通訳者協会(WASLI) や国際翻訳家連盟(FIT) と共に、国際的機関他に対し、通訳及び翻訳者の収入他の問題緩和に対する訴えも表明しています。

Appeal to authorities by AIIC, FIT and WASLI

日本では、手話通訳と一般的な言語通訳は分けて考えられる事が多いですが、世界的に見ると言語通訳と手話通訳も、大きな通訳と言う括りで捉えられている事が多い為、今回も通訳、翻訳、そして手話通訳の世界的な協会が一緒に訴えを表明しています。

手話通訳者協会の取り組み

新型コロナウイルスが蔓延している中、手話通訳者はナゼ「マスク」をしないのか、少し前にTwitterで話題になっていました。

理由は記事の本文によると

記者会見や個人の病院受診など、さまざまな場面で手話通訳者を派遣する「東京手話通訳等派遣センター」の担当者は、「手話は『手で話す』と書きますが、実際は顔の表情や体の向きなどが文法的な意味を持っている」と話します。

その中でも重要な役割を果たしているのが、「口の形(口形)」です。手話としての動きは同じでも、意味が異なる単語もあり、その場合は口形で情報を補っています。

このため、手話通訳者はマスクをする事が出来ないとの事。

これらの状況について 日本手話通訳者協会 は厚生労働省に要望書を提出したり、提言をまとめたりしています。

日本通訳者協会Website(キャプチャ画像)

フリーランスの通訳者の方へ

経済産業省は「新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、同感染症の影響を受ける業種に属する中小企業者の業況が悪化していることを踏まえ、中小企業者の資金繰り支援措置として、セーフティネット保証5号の対象業種の追加指定を行うことを決定しました」と、2020年4月8日に発表しました。

追加された対象業種151業種には、通訳業・通訳案内業も含まれています。

通訳者はフリーランスで働く人も多く、今回の新型コロナウイルス感染拡大による国際イベントやカンファレンスの中止・延期で、経済的打撃を受けている人も少なくありません。

セーフティネット保証5号は、実質無金利、無担保で融資を受けられる制度です。

参照8ページ 
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

さらに新規施策の持続化給付金は、マイナス50%以上など、特に大きな被害を受けている事業主が対象で支援が受けられます。

参照24ページ
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

この支給方法についてはオンライン申請となり「jGrants」と呼ばれる補助金申請システムの活用を想定している、とのこと。
あらかじめID登録が必要になるそうです

「現在は補助金申請に伴う申請集中に備え、1週間程度(うち審査2日程度)でGビズIDの発行可能な体制を取っております。
※ただし、通常時は2−3週間程度発行に時間がかかる可能性があるため、早めのGビズID取得をお願いします。」とのことなので、フリーランスで働く通訳者の方で、申請をされる方は、早めの登録申請を行うことをお勧めします。

ネットで簡単!補助金申請
https://jgrants.go.jp/

今回はほんの一部にはなりますが、都を始め様々な通訳関連の組織及び政府が行っている、新型コロナウイルスに対する取り組みについて紹介しました。

まだまだ不安な日々が続きますが、皆様も健康に留意し日々をお過ごしくださいませ。株式会社ミーハングループも、社員の安全を守る為のテレワークの実施はもちろんの事、不要不急の外出を控え、業務に対応しております。

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