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集中の方法 ~通訳者の苦労話 その2~

2つの言語を同時または瞬時に理解し、訳を考えなければならない通訳者。その集中方法が独特な場合もあります。今回はそんな、ちょっと興味深いエピソードをご紹介します。John HainによるPixabayからの画像

通訳者の集中方法

冒頭にも書きましたが、基本的に2つの言語を同時、または逐次通訳の場合は瞬時に理解し、訳を考えなければならない通訳者。

通訳業務を問題無く遂行するには、非常に高い集中力が要求されます。

その集中力を通訳の現場で維持するために、非常にユニークな方法を用いる通訳者が居ます。

スペイン語を第一言語とし、英語、ドイツ語、フランス語の通訳を行う Rodrigo Díaz Núñez さんは、同時通訳のブースの中で、集中力を維持する為に絵、それも人物画を描く事で知られています。

以下はRodrigo さんのLinkedInページからのキャプチャになりますが、彼のページには同時通訳中に描いた、沢山の人物画が投稿されています。

https://www.linkedin.com/in/rodrigo-d%C3%ADaz-4623791b/

ゲームをしながら
同時通訳

また、とある日本人の同時通訳者はゲーム(テトリス)をしながら、同時通訳をする事でも知られています。

初めて彼女がゲームをしながら通訳をする姿を見た人は、クレームを出しそうになりますが、余りにも完璧な通訳なので、誰も文句を言わないのだとか。

因みに弊社代表 通訳者の右田アンドリュー・ミーハンは、同時通訳を行う際はノートに何度も丸をグルグル描いてしまうとか。通訳が終わると、それこそミステリーサークルの様な落書きが、ノートに広がっているそうです。

ライブ言語通訳の
舞台裏

TEDTalentSearchのYouTubeチャンネルでは、通訳者 小熊弥生さんのスピーチ「ライブ言語通訳の舞台裏」を公開しています。

字幕設定で日本語を選択すると、日本語の字幕も出てきますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。



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