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訪日外国人観光客による個人旅行の再開

新型コロナウイルス感染拡大予防の為の水際対策が、2022年10月11日より大幅に緩和され、訪日外国人による個人旅行も解禁となりました。今回の本ブログでは、マスクの着用についてや、やさしい日本語についての情報を、以前の掲載した記事からの情報も含めてご紹介致します。(写真:yamabonによるPixabayからの画像 )

訪日観光客による
個人旅行

2022年10月11日より新型コロナウイルス感染拡大予防の為の入国規制/水際対策が緩和され、1日あたり5万人としていた入国者数の上限を撤廃、ツアー以外の個人の旅行客もおよそ2年半ぶりに入国を解禁。アメリカ、韓国、イギリスなど、68の国や地域から観光などで訪れる短期滞在者のビザを免除する措置が再開となりました。

2022年6月には、海外からの観光客受け入れは再開となっていましたが、あくまでツアーでの観光のみで、個人旅行は規制されていましたが、今回、この個人による訪日旅行も可能となった訳です。

新型コロナ水際対策大幅緩和 関西の観光地から期待の声(2022年10月11日 NHK NEWS WEB)

マスク着用

多くの訪日観光客は日本のマスク着用率の高さを理解して来日しているからか、概ね屋外以外ではマスクを着用をしている方が多い様で、特に目立ったトラブルも見受けられません。

厚生労働省からは、マスクの着用について以下指針が示されています。

「正しいマスクのつけ方」動画・ポスターの英語版の公開及び、英語版SNSアカウントを開設
(2021年7月 厚生労働省)

これらポスター等では、マスクの着用について以下の様に表現しています。

  • Wear a mask (face mask)
  • Masks (face masks) required.

ただ、こう言った表現はポスター等で記載するには適した英語表現ではありますが、少し命令口調な感じもします。

もし会話などでマスクの着用をお願いするのであれば、Please wear a mask など 最初にPleaseをつけると、柔らかい表現になる場合もあります。

また、例えば「日本で電車やバスなどの公共交通機関に乗る場合は、マスクを着用した方が良いですよ」と柔らかく言いたい場合は、Should を使って You should wear a mask if you use public transportation in Japan. などと表現できます。

「○○する場合は、マスクを着用した方が良いですよ」→ You should wear a mask if you do 〇〇〇

やさしい日本語 表現

相手の言語、または相手が理解できる言語を使って会話や説明をするのもヒトツの方法ですが、もし相手が少しでも日本語がわかるなら「やさしい日本語」で伝える方法もあります。

ミーハングループでも何度か紹介している「やさしい日本語」ですが、官公庁での使用や、メディア等を通じて少しづつ日本でも広がってきています。

上記ブログ記事にもありますが、やさしい日本語は、優しい日本語ではありません。

英語では Simple Japanese と言ったりもしますが、やさしいは「易しい」つまり、わかりやすい日本語表現の事を言います。

  • こちらにご芳名をご記入下さい。
  • こちらにお名前を書いて下さい。

どちらも同じ意味ですが「こちらにお名前を書いて下さい」の方が、分かりやすい事は一目瞭然です。やさしい日本語とは、誰でもがわかりやすい表現の日本語と言う事です。

やさしい日本語
ツーリズム研究会

「やさしい日本語」の啓蒙活動をしている「やさしい日本語 ツーリズム研究会」では、様々な「やさしい日本語」を普及させる為のテキストの公開や出版、講演活動をしています。

現在、同研究会が投げかけているテーマに「第三者返答」があります。「第三者返答」とは具体的にどのような事でしょうか。動画を見ると、心当たりがあったり、スグにわかる事かと思います。

やさしい日本語 ツーリズム研究会 より

「 第三者返答」とは関西学院大学オストハイダ・テーヤ教授が2005年に提唱した概念であり、

話しかけてきた人の見かけの印象などから、その人との意思疎通が問題ないにも関わらず無視して、その人と一緒にいる人に返答すること

と定義されています。例えばレストランで日本語堪能な外国人が日本語で注文しているのに、店員は戸惑ってその外国人を無視し、一緒にいる日本人の友人に向かって返答をするというような場面をいいます。

https://yasashii-nihongo-tourism.jp/2022/09/30/403

やさしい日本語の広まりと共に、こう言ったコミュニケーションの問題についても、多くの人が知り、考え、行動をすることが、様々な異なる背景を持った人々=多様な人々との共生には必要であるとミーハングループも考えます。

新型コロナウイルスの感染拡大により、約2年半閉ざされていた国境も開かれ、旅行を含めた国内外での活動も少しづつ活発になってきています。

ミーハングループは通訳/翻訳業務を通じて、様々な異なる背景を持った人々のコミュニケーションを円滑に進める為のサポートを、さらに行ってまいりたいと思います。

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