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オーストラリア英語 / Aussie English

4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会、いわゆる大阪万博にはオーストラリアも出展しています。そこで今回はオーストラリア英語のユニークな表現を幾つかご紹介したいと思います。beasternchenによるPixabayからの画像)

大阪万博
オーストラリア館

4月13日~10月13日まで開催される2025年日本国際博覧会、いわゆる大阪万博には様々な国のパビリオンがありますが、オーストラリアも参加。「Chasing the Sun ― 太陽の大地へ」をテーマとした展示を行っています。

オーストラリアパビリオン
特設Website

https://www.expoaustralia.gov.au/ja/australia-pavilion

ユーカリの木やカンガルー、コアラ、グレートバリアリーフに代表される美しい海、いかにもオーストラリアと言った景色が再現されている様ですね。

また、食べ物ではワニ / クロコダイルの肉を使用したクロコダイル・ロールが提供されているとか。

1986年に公開された映画「クロコダイル・ダンディ」にも代表される様に、西オーストラリア州北東部、クイーンズランド州北西部、ノーザンテリトリー北部を中心に、オーストラリアにはワニが生息する地域もあります。

オーストラリアの
コーヒー

大阪万博のオーストラリア館にあるカフェでは、先ほどのクロコダイル・ロール以外にも様々なオーストラリアの食べ物が提供されている他、コーヒーなどの飲み物も提供されています。

ご存知の方も多いかもしれませんが、オーストラリアのコーヒーの種類は少し独特です。

Short Black, Long Black, Flat White なんて言い方を聞いたことはあるでしょうか?

ショートブラックは、いわゆるエスプレッソのこと。そのエスプレッソを熱いお湯で割って飲むコーヒーがロングブラック、フラットホワイトはカフェラテっぽい感じですが、カフェラテよりもミルクが少ない為、よりコーヒーの味を楽しめるそうです。

ロングブラックやフラットホワイトとは?オーストラリアのコーヒーについて解説!(CROWD ROASTER)

オーストラリア英語
Aussie English

オーストラリアの英語は、基本的にイギリスの英語がベースになっています。

例えばゴミは Trashではなく Rubbish 、クルマのガソリンは Gas / Gasoline ではなく Petrol、お菓子のクッキーは Cookie ではなく Biscuit または Bickie となります 。

オーストラリア英語はイギリス英語がベースにはなっていますが、イギリス英語にはないユニークな表現がある事でも知られています。

動画でも幾つか紹介されていましたが、ここではオーストラリア独特の表現を幾つかご紹介しましょう。


  • Mozzie / Mosquito の略
  • ガソリンスタンド
    Servo / Service Station の略
  • チョコレート
    Choccy / Chocolate の略
  • 救急車
    Ambo / Ambulance の略
  • 朝食
    Brekkie / Breakfast の略
  • カンガルー
    Roo / Kangaroo の略
  • キャンディ
    Lollie
  • ピーマン
    Capsicum
  • ソーセージ
    Snag
  • マクドナルド
    Macca's
  • フットボール
    ※ラグビーまたはオーストラリアンフットボールのこと
    Footy
  • サングラス
    Sunnies
  • サンダル
    Thongs
  • 交番・Police Station
    Cop Shop
  • ジャージ(パンツのみ)
    ※ Tracksuit pants
    Trakky dacks
  • 兵隊
    Digger

この他「あらまぁ!」的なことは Crikey! ・クライキー、「えーっ!/ やれやれ」的なことは Struth! ・ストルゥース などと言う表現もあります。

もちろんオーストラリアでも、場所や地域等によってアクセントや話し方、表現が変わったりする場合もあります。

YouTube等で検索すると、様々なオーストラリア英語の表現を紹介する動画が投稿されているので、ぜひチェック、楽しんでみてください。

オーストラリア出身
Alan Evans

ミーハングループで、アジア太平洋チームリーダー及び日本語>英語の翻訳を担当するアラン・エバンスはオーストラリア出身です。

アジア太平洋地域のプロジェクトでの、翻訳者/通訳者のコーディネートや、遠隔地の通訳に関する組織的・技術的サポートも担当。

2017年から日本に在住し、慶應義塾大学大学院 ガバナンス・メディア研究科修士課程修了後、ミーハングループに入社。JETプログラムの英語教師としての経験も2年間あります。

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